振動工具取扱作業者安全衛生教育インストラクターコース [ 振動工具(イ) ]
作業現場では、機械化・省力化に伴い、各種の振動工具を使用して作業を行う機会が増えています。しかし、振動工具は適切な対策をとらずに長期間取り扱うと振動障害を起すおそれがあります。手腕振動による振動障害の新規労災認定者数は着実に減少していますが、依然として、年間約300件の新規の認定がなされています。
チェーンソー以外の振動工具についての適切な取扱い等による健康障害の予防については、平成21年7月10日付け基発0710第2号により指針が改正され、従来の指針から引き続き、新たに振動業務に就くこととなる作業者、または作業者の取り扱う振動工具の種類を変更したときは安全衛生教育を実施することが定められております。
本コースは、昭和58年5月20日付け基発第258号「チェーンソー以外の振動工具取扱者に対する振動障害防止のための安全衛生教育実施要綱」に係る教育の実施要領に基づいた労働者に対する安全衛生教育の講師を養成し、社内教育における振動障害対策をより効果的に進めていただくことを目的に開設いたしました。
対象者 |
各種安全衛生教育従事者・安全衛生担当者 等 |
研修期間 |
3日間 |
開催日程・空き状況 |
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教科内容 |
- 関係法令等
- 振動工具に関する知識
- 振動障害及びその予防に関する知識
- 振動障害及びその予防に関する知識
- 振動の測定と評価と影響評価
- 保護具
- 実技
- 教育の方法及び指導案の作成要領
- 指導案の作成
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教科日程 |
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受講料 |
80,300円(テキスト代、消費税10%を含む。) |
修了証 |
修了者には修了証を交付し、振動工具取扱作業者安全衛生教育インストラクターと呼称します。 |